御社も動画を使ってマーケティングしましょう!

こんにちは。愛知県豊田市の宣伝職人『モアレス』代表の鈴木です。

私は、

  • 集客動画
  • 宣伝動画
  • 販促動画

などの、マーケティングを目的とした動画の企画制作、コンサルティングを行っています。

集客動画の専門家モアレス鈴木の写真
ページを書いた人 鈴木

集客・宣伝・採用で動画を活用するときの5つのポイント

このページでは、

  • 自社の広告宣伝に動画を取り入れたい。
  • 商品・サービスの営業活動で動画を活用したい。
  • 人材募集・採用活動に動画を効果的に使いたい。

という方のために、事例を交えながら、集客・宣伝・採用で動画を活用するときの5つのポイントを説明します。

1.最初から動画広告に取り組む必要はない

動画広告で集客宣伝するイメージ画像

まずこれから動画集客に取り組みたい方は、動画広告が良いのではないか、と思わるでしょう。

 

YouTubeを見ているとCMのように動画広告が入りますし、Instagramの広告にも動画が入ります。ですから、動画広告が熱いのではないか?と思いがち。

 

私の経験上、ある程度まとまった予算があるなら動画広告もアリです。しかし、多くの中小零細企業や個人経営の店舗の場合、いきなり動画広告に取り組むのはお勧めしません。

 

なぜなら、動画広告の肝となるのは映像ではなく、添えられる見出し文や、動画を見た先に遷移するランディングページ(LP)によって大きく成果が左右されるからです。

 

ですからいきなり動画広告を始めるよりも前に、複数の動画を使って、

  • どんな動画(やサムネイル)が再生されるのか?
  • どんなメッセージを伝えれば動画視聴後に反応してくれるのか?
  • どのメディア(媒体)に載せれば動画が見込み客にリーチ(到達)するのか?

といった「反響調査」をするのがお勧めです。特に30秒の短尺動画が一番最初に取り組むのが良いでしょう。

【事例】反響を測るために作ったエステサロンの30秒動画

新型コロナが蔓延し、市内のエステサロンの客足が軒並み減った頃、30秒以内の動画を複数本、作らせていただきました。

 

それぞれの動画でテーマを変え、掲載するメディアも分けてテストしたところ、この「感染対策の徹底」を主軸にした動画をアップしてから予約が増加し、実際の来店に繋がりました。


2.動画にTikTokやYouTuberのようなエンタメ性は不要

エンターテイメント性や楽しさのイメージ画像

動画を数多くの人に見てもらったり、自社のYouTubeチャンネルを育てたいとき、見ている人が楽しくなる「エンタメコンテンツ」が良いと思う人がいますが、それは間違いです。

 

私たちが目指すのは、その動画を見た人が

  • 商品を購入したくなったり
  • 実際にお店に足を運びたくなったり
  • 詳しく紹介された専用ページを見たくなる

ようなゴールを目指しています。そこにエンタメは不要です。

むしろ、見込み客が知りたいことや、商品・サービスを検討している人にとってためになる話を動画にしましょう。

 

例えば、私が手掛けた動画では、エンタメ性が皆無にも関わらず、このコロナ禍で継続して顧客獲得している集客動画があります。

【事例】エンタメ皆無!見込み客にとってためになる動画

2018年に制作したこの動画は、車のシート修理を検討している人に向けて、業界の不都合な真実や他社との違いを、店主自らの声でわかりやすく説明しています。

 

この動画にはエンタメ性はありません。再生数も多くありません。しかし今でも毎週、この動画を見た人からの問い合わせがあります。


3.動画の効果的な長さは具体的に何分?

集客動画の最適な時間のイメージ画像

集客動画の効果的な動画の長さは一体、どれくらいなのでしょうか?動画制作を生業としている同業者に聞いても、短い方が良いという人もいれば、長い方が良いという人もいます。

 

なのでここでは私自身の経験をお伝えします。

いくつかの企業・店舗さんでテストさせていただいた結果、実際の反響や再生数、そしてYouTubeの視聴維持率をもとに考えると、おおよそ下記を参考にしていただくと良いと思います。

・初めて動画に取り組むテストマーケティングのとき

15〜30秒以内

・自社や商品・サービスの紹介をするとき

1分以内

・購入してもらうための商品・サービス説明をするとき

3分以内
・問い合わせや来店などの「行動」を促したいとき それに必要な時間なら何分でもOK

「絶対にこうだ」というわけではありませんが、この時間の範囲内であれば大きく外すことは無いように思います。また最後の「それに必要な時間」というのは、行動を促すのに必要な時間です。

  • なぜ、今すぐその行動をしないといけないのか
  • 行動をしないと、どんな未来が待っているのか
  • 行動することで得られる明るい未来は何なのか

といったことを説明するのに仮に30分かかるのであれば、30分の動画が必要です。逆に1分で説明できるのなら、1分の動画で済みます。動画を見たあとに促す行動がどんなものかで長さは大きく変わります。私が制作した最長の動画は45分ですが、その動画で実際に問い合わせを獲得しています。 また、この自動車販売店さんは、24分の動画を使って、県外のお客様からの問い合わせを集めています。

【事例】24分の動画で県外のお客さんを獲得している動画

この動画のターゲットは主に「欲しい中古車が県外の販売店にあるけれど、納車が不安な人(特に車を初めて購入する若者や主婦)」です。

 

元々、県外からの問い合わせ実績はあり、この動画によってさらに多くのお客さんを獲得しようと作りました。さらに、ハードルを下げるための特典も付け、他社よりも丁寧な販売店と説明しています。

 

この動画は24分もありますが、本気で購入を検討している人はちゃんと見た上で問い合わせをしてくれます。


4.集客や販促を目的にした動画に不可欠な「DINとDL」

集客・販促動画に不可欠な「今すぐ○○して」という行動喚起のイメージ画像

集客や販促を目的とした動画の場合、必要不可欠な要素があります。

それが「DINとDL」です。

  • DINとは「Do It Now」=今すぐ○○して(直接的な行動喚起)
  • DLとは「DeadLine」=期限(締め切り)

です。

 

例えば動画を見たあとにホームページに来てもらいたい場合、「ホームページをご覧ください」では足りません。

 

「今すぐ概要欄をチェックして、ホームページURLをタップして、商品の詳しい情報をご覧ください。」

 

とハッキリ具体的に、かつ「今すぐ」と添えることで、行動してもらえる確率が上がります。

 

さらに「期限」をつけることで、より一層、行動する人の割合が増えます。

 

例えば、上で紹介したシート修理の動画では、もともと「閲覧特典」を設けていました。しかし動画投稿して3年経った頃、あまりにも特典利用者が増えてしまったので、一時的に該当箇所を「再編集」してカットしました。それだけ「DINとDL」は強力です。

5.画質や編集よりも音質とキャプションに力を入れる

集客動画で使用するマイクの画像

動画集客をしたい企業・店舗の皆さん。ここは非常に重要です!

それは画質や編集にこだわるより、音質とキャプションに注意を払ったほうが良いです。

 

マイク機材を良いものにする必要はありません。大切なのは「周囲の音」や「風切り音」が入らず、ハッキリと聞こえやすい発音で極力喋ること。そしてそのセリフを文字起こしして、見やすい文字で字幕をつけることです。これだけで視聴維持率が上がる可能性があります。

 

「喋るのが苦手だからBGMだけにしたい」という方もいますが、極力、音声は入れたほうが良いです。これも視聴維持率に関係します。

 

モアレスでは、ナレーターや声優さんを起用した動画を作ったり、最近ではAI音声を使って動画を作っています。一度聞いただけでは、普通の人が喋っているように聞こえるので、かなり精度が高くなっておりお勧めです。

【事例】AI音声を使った大工の30秒の宣伝動画

口下手な大工さんの宣伝動画では、AI音声を使って30秒間のCM風の動画を作りました。2人の男女が掛け合いをしているかのような動画となっており、リズム感もあって好評のようです。

 

例えばこの動画が音声無しだったら、視聴維持率も下がるのは想像できると思います。

たとえ喋るのが苦手な方でも、こうした新時代ツールを使うことで、集客動画をさらに魅力的なものにできます。


まとめ

以上が、集客・宣伝・採用で動画を活用するときの5つのポイントです。

私自身が14年以上の経験の中で、試行錯誤し、失敗と成功を積み重ねた結果、たどり着いたポイントになりますので、主に地域に根ざした企業・店舗様向けの内容となっております。

 

とはいえ、どんな規模であっても、業種も問わず参考にしていただけるものだと思います。

 

再度、5つのポイントをおさらいします。

  •  最初から動画広告に取り組む必要はない
  •  動画にTikTokやYouTuberのようなエンタメ性は不要
  •  動画の効果的な長さは具体的に何分?
  •  集客や販促を目的にした動画に不可欠な「DINとDL」
  •  画質や編集よりも音質とキャプションに力を入れる

これらの5つを参考にしながら、御社もぜひ、動画を活用してマーケティングに取り組んでみてください。

 

もし、手助けが必要だったり、既にある動画の改善提案ができる専門家をお探しであれば、宣伝職人モアレスにご相談ください。今なら初回60分の相談は無料で受け付けております。